KINTOは高すぎるってホント?【他カーリース・購入と比較して解説】

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KINTOは高すぎるのか

KINTOは高すぎるという評判もありますが本当なのでしょうか。気になったので調査してみましたが、結論KINTOに含まれるメンテナンスや自動車保険、車検などがすべてコミコミなのでこれらを考慮すると高くなくむしろ安いという印象です。

カーリース業界での勤務経験があり10社以上のカーリースを比較しお客様に提案してきた私が解説します!

本記事では下記のようなことが分かります。

・KINTOと他カーリースの金額比較
・KINTOと購入・ローンでの金額比較
・KINTOの金額に対する評判、口コミ

・KINTOの利用が向いている人

KINTOはトヨタグループが運営するカーリースでサービスの充実度や安心感も高いのでおすすめです。

目次

KINTOは高すぎない!他カーリースと比較

車・金額

KINTOは高すぎるのか、他カーリース会社と比較してみました。ヤリス・プリウス・カローラクロスの3車種で金額を比較しています。

メンテオプションを付けてもKINTOの方がタイヤ・バッテリーなどの消耗品無償交換項目多いことがほとんど!結論KINTOがお得です!

下記のようなポイントで条件を概ねそろえています。

■調査条件
・オンラインで見積もりが比較的しやすいカーリース
・契約年数:7年
・同グレード
・距離制限:1,500km/月
・残価保証あり
・カーナビなどのオプションなし

KINTOは家族や友人まで契約者が認めた方が幅広く対象となり、事故時の免責も最大5万円となるかなり高額になる充実した自動車保険がコミコミの金額なので保険金額も考慮して比較してみてください

ヤリス Xグレード

ヤリス・Xグレード
ヤリス・Xグレード(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

ヤリスはコンパクトで燃費もよくかわいらしい見た目なので女性にも人気があります。若い方は安くて軽ではない車としてヤリスを選ぶ方も多いです。

任意保険を月額1,500~2,000円に抑えられればKINTOと同程度という印象。車検・メンテ・消耗品交換などをオプション使い費用より安く抑える手間をかけられるなら他リースでも良いかもしれません

サービス名月額金額オプション追加後車検・メンテ・任意保険
KINTO35,090円35,090円月額にすべてコミコミ
カルモ
くん
27,560円31,410
~34,540円
車検・メンテ:オプション追加必要
(3,850~6,980円)
任意保険なし
※タイヤ・バッテリー交換なし
SOMPO
で乗ーる
23,960円28,910
~33,640円
車検・メンテ:オプション追加必要
(4,950~9,680円)
任意保険なし
ENEOS
カーリース
28,27030,910
~35,530円
車検:月額にコミコミ
メンテ:オプション追加必要
(2,640~7,260円)
任意保険なし
ヤリスXグレード1.0L(2024年10月時点)

カローラクロス

カローラクロス(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)
カローラクロス(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

カローラクロスは今人気のSUVタイプで社内もゆとりがあり、普段使いにもアウトドアにも大活躍の車です。KINTO以外のカーリースは一番良いメンテプランを付けるとKINTOの月額を超えてしまう場合がほとんど。

さらに任意保険契約でプラスに費用が発生するためカローラクロスの場合は圧倒的にKINTOがよさそうですね。

サービス名月額金額オプション追加後車検・メンテ・任意保険
KINTO45,870円45,870円月額にコミコミ
カルモ
くん
39,550円43,400
~46,530円
車検・メンテ:オプション追加必要
(3,850~6,980円)
任意保険なし
SOMPO
で乗ーる
36,500円42,000
~47,280円
車検・メンテ:オプション追加必要
(5,500~10,780円)
任意保険なし
ENEOS
カーリース
40,810円43,340
~49,280円
車検:月額にコミコミ
メンテ:オプション追加必要
(2,530~8,470円)
任意保険なし
カローラクロスGグレード2.0L 2WD(2024年10月時点)

シエンタ

シエンタ(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)
シエンタ(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

シエンタはトヨタの最小ミニバンで家族連れやお子さんが小さかったりはじめてのミニバンに選ばれていることが多い印象です。

金額を見てみると、メンテオプションを付けるとほぼKINTOと同程度の金額4.2~4.3万円くらいになるため任意保険が月額2,000円以下にならない限りはKINTOの方がお得でしょう。

サービス名月額金額オプション追加後車検・メンテ・任意保険
KINTO44,880円44,880円月額にコミコミ
※ETC/ドラレコ(前方)/オーディオが標準装備
カルモ
くん
35,040円38,890
~42,020円
車検・メンテ:オプション追加必要
(3,850~6,980円)
任意保険なし
SOMPO
で乗ーる
33,640円38,920
~43,650円
車検・メンテ:オプション追加必要
(5,280~10,010円)
任意保険なし
ENEOS
カーリース
35,42038,060
~42,650円
車検:月額にコミコミ
メンテ:オプション追加必要
(2,640~7,230円)
任意保険なし
シエンタG GAS 1.5L 2WD(5人)(2024年10月時点)

KINTOは購入と比べて高すぎる?シミュレーションで確認

比較シミュレーション(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)
比較シミュレーション(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

KINTOでは購入と比べてどちらがお得なのか、保険料の等級に関わる年齢なども考慮してシミュレーションが可能です。いくつかの車種と年齢で出してみました。

ルーミー・7年契約・誰が運転してもOKの場合

KINTOの試算によるとこの条件下ではKINTOが割安になるようです。任意保険を誰が運転してもOKにすると保険料が上がるためこれだけ差が出ると思われます。ローンになると金利があるので少し高く見えますね。

■KINTO・現金一括払い・ローンの月額比較
KINTO:33,110円
現金一括:45,078円
ローン:初回/52,875円、2回目以降/48,600円

ルーミー購入・リース比較(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)
ルーミー購入・リース比較(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

ルーミー・7年契約・35歳以上の場合

35歳以上だと保険の等級も上がる傾向にあり、運転が1名対象だと保険料も安くなるため、KINTOと現金一括払いがほぼ同程度の金額になります。このあたりは車を誰が使う可能性があるのかを天秤にかけて考えましょう。

■KINTO・現金一括払い・ローンの月額比較
KINTO:33,110円
現金一括:33,752円
ローン:初回/39,405円、2回目以降/37,300円

ルーミー購入・リース比較35歳以上(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)
ルーミー購入・リース比較35歳以上(KINTO公式サイトより引用・2024年10月時点)

KINTOが高すぎると言われている理由

なぜ・理由

KINTOはガソリン代・駐車場代・高速代以外の車の維持にかかる諸費用がコミコミになっているため、月額金額が高く見られがち。しかし、ここまで金額比較してきたようにむしろKINTOは他カーリースより安いケースもあります。

高すぎるというイメージがどういうところからきているのか理由をまとめました。

・他カーリースは自動車保険やメンテが別費用になっているケースが多いから
・他カーリースよりも契約期間が短いから
軽自動車の取り扱いがないから
・解約金フリープランの初期費用が高く感じられるから
車が自分のものにならないから

他カーリースは自動車保険やメンテが別費用になっているケースが多いから

他カーリースはメンテナンス・消耗品交換が追加オプションになっていたり自動車保険が付いていなかったりするケースがあります。KINTOはフルサービスカーリースでメンテや自動車保険がコミコミになっています。

同じように表示されている月額を比較するとKINTOが高く見えてしまいます。

KINTOと他カーリースを比較する時は自動車保険やメンテナンス費用がどれくらいかかるかも含めて判断しましょう

他カーリースよりも契約期間が短いから

カーリースは契約年数に応じて車両本体の金額を均等に支払う形になっているため、契約年数が伸びるほど月額金額が安くなります。例えば、カルモくんは1~11年の契約が選べますし、SOMPOで乗ーるは9年契約が選べます。

KINTOは最長7年までなのでひとつの車に10年と長く乗るより、最新の車や新しいデザインの車に定期的に乗り換えたい人に向いています

軽自動車の取り扱いがないから

例えば、ニコノリというサービスは最安値月額5,500円~という表記で安さが魅力のサービス。ただ、月額最安値の車は軽自動車です。KINTOには軽自動車の取り扱いがないので最安値の車でも軽自動車を取り扱っているカーリース会社と比べると最安値の車の月額が高めです。

解約金フリープランの初期費用が高く感じられるから

KINTOは下記2つのプランがあります。

・頭金が必要なく始めやすい「初期費用フリープラン」
・いつでも自由に解約可能な「解約金フリープラン」

解約金フリープランには申込金(月額5万円相当)の支払金額があるので少し高めに感じる方もいるようですが、この2つのプランでの最終的な支払金額はほとんど変わりません

7年契約の場合の総支払金額は下記になっていて5,000円程度の違いしかありません。

初期費用フリープラン2,944,480円
解約金フリープラン2,939,640円
ヤリス7年契約の場合の総支払金額(2024年10月時点)

下記画像は、ヤリスの支払金額の詳細になるので参考にしてみてください。

ヤリスのプラン別金額(2024年10月時点・KINTO公式サイトより引用)
ヤリスのプラン別金額(2024年10月時点・KINTO公式サイトより引用)

車が自分のものにならないから

KINTOは最終的に車を返却しなければなりません。一方で最終的に車をもらえるカーリースもあります。

車をもらえないのでKINTOは損だと感じるかもしれませんが、車が最終的にもらえるカーリースの場合はもらうことを前提に月額費用が高くなっている点に注意が必要です。

たとえば、カルモくんの場合はもらえるオプションというのを月額にプラスする形になります。

もらえるカーリースの月額は返却されないことを前提に月額に上乗せされているため、その分費用が高いことを考慮して選びましょう

KINTOの値段は高すぎるのか?評判を調査してみた

調査

KINTOを利用しているユーザーや検討しているユーザーはKINTOの金額についてどのように考えているのか評判・口コミを調べてみました。

安いという評判

KINTOが安いといっている方の口コミは下記のようなものが多く見られました。

プリウスの月額が安すぎる
保険や税金がコミコミなら安い
事故時の負担最大5万円の免責の車両保険がついていてこの金額なら安い

下記に口コミを引用します。

スクロールできます
https://twitter.com/Ddesuyoh/status/1611250090806767617
https://twitter.com/mocchi_MYP/status/1622858780903096321

高いという評判

高いという評判は下記のようなものが多く見られました。

軽自動車の取り扱いがないため軽と比べると高く感じる
メンテ/任意保険が含まれていない他社と比べると高くなることもある
・日曜日だけなど使用頻度が低いと高く感じる

KINTOは軽自動車の取り扱いが現状ありません。軽自動車の取り扱いやグループ会社の取り扱い開始に期待ですね。軽自動車の取り扱いがあるカーリースはニコノリなどがおすすめです。

また、KINTO以外のカーリースはメンテナンス費用や任意保険が含まれていないので月額を単純比較するとKINTOが高く見えることも。しかし、保険・メンテなどの支払いを入れるとKINTOの方が割安な場合が多いので、単純な月額だけで判断するのは危険です。

また、車の利用が週に1回だけなどだと割高になってしまうのでレンタカーやカーシェアを使った方が良いかもしれません。

スクロールできます
https://twitter.com/italiy_tenbai/status/1700065843244306620

クルカは安価ですが、メンテナンス費用や保険などが一切含まれていないため実費身で見ると高くなります

KINTOに向いている人は?

おすすめな人

保険料が高くなりがちな車初心者/保険の等級が低い人

車初心者や事故を起こしてしまい免許証の色がブルーになっていたりすると保険料が高くなります。KINTOは自動車保険が含まれていますし免許証の色や事故の履歴によって保険料が変わることはありません。

また、事故を起こしてしまった後に保険料が高くなることもありませんし、免責が最大5万円となっているのでもしもの時も安心です。

自動車保険、メンテ、税金、車検など先々の大きな出費の心配をなくしたい人

車を所有していると様々な諸費用がかかるため、その費用を考慮してお金を手元に残しておく必要があります。

KINTOであれば

・月額に様々な諸費用が月額コミコミで車検やメンテナンスでの大きな出費
・事故時の免責も最大5万円なのでもしもの時の大きな出費

などの心配がありません。

車の利用にかかる大きな先々の出費を気にせずに新車に乗れるのは大きなメリットですね!

いつ解約するか分からない人

引っ越しの予定があったり途中で車の大きさを変えたかったりといつ解約するのかわからない人にもKINTOはおすすめ。解約金フリープランであれば契約中いつ解約しても中途解約金の清算がありません。また、初期費用フリープランでも契約の一定期間が過ぎればのりかえGOというサービスを使って期間中の途中のりかえが可能。

解約金フリープランは気に入ればその後延長も可能なので自由度が高くおすすめです!

定期的に最新機能やデザインの車に乗り換えたい人

車はどんどん新しい最新の安全機能や便利機能がついた車種が登場してきます。また、新しい車がでてきてデザインや見た目が気になって他の車に乗り換えたいということもあるかもしれません。

KINTOは2つの契約プランがありますが、どちらのプランも新しい車に乗り換えしやすいです。

初期費用
フリープラン
個人契約の場合、のりかえGOというサービスを
活用することで契約期間中でも新車に乗り換え可能

3年契約:契約から18か月経過後~契約終了4か月まで
5・7年契約:契約から36か月経過後~契約終了4か月まで
※トヨタ車(GR含む)のみ対応可能
解約金
フリープラン
いつでも中途解約金なしで解約し、新契約をスタート可能

今の車は5年も経過すればかなり性能が違ってくるので定期的に乗り換えたい人はのりかえのしやすいKINTOがおすすめです!

【まとめ】KINTOは高すぎずむしろ安い!月額定額で気軽に新車に乗れます!

KINTO公式WEBページより引用(2024年9月時点)
KINTO公式WEBページより引用(2024年10月時点)

ここまでKINTOが高すぎるのかを他社カーリースとの比較や購入・ローンとの違いを見てきましたがKINTOはむしろ安く感じられたのではないでしょうか。

KINTOには下記のようなメリットがあり、面倒な手続きはKINTOに丸投げして新車に乗れます。

・自動車保険、メンテ、自動車税などすべてコミコミ
・正規ディーラーでの充実したメンテナンス
・事故後も保険料が増えない、免責も最大5万円の自動車保険
・希望に合わせた2つのプランで選びやすい

トヨタ・レクサス・スバル車に乗りたいならKINTOがお得な選択肢になります!

KINTOについて詳しく知りたい方は別記事でまとめているので詳しくは下記記事を読んでみてください。

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この記事を書いた人

カーリース業界で勤務経験があり10社以上のカーリース業界を比較し販売を行ってきた運営者がカーリース各社の情報をまとめ、メリット・デメリットや最新情報を共有します。

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