公式アンバサダーが格闘家の魔裟斗さんであることで知名度も高いカーリース「リースナブル」は本当に業界最安値なのでしょうか。
リースナブルの評判や他カーリースとの料金比較について、カーリース業界で勤務経験のある筆者がまとめました
本記事を読むことで下記のようなことが分かります。
・リースナブルのサービス概要
・他カーリースとの料金比較
・リースナブルと比較検討したいカーリース
結論、リースナブルは業界最安値の金額になっていてかつカスタム可能です。解約や買取の自由度も高いのも人気のひとつになっています。
いくつか利用についての注意点などもあるので注意点も確認したうえでリースナブルを契約するかどうかを検討してください。審査自体は無料でできて、審査通過後に契約するかどうかを選べるのでお急ぎの方はまずは審査申込してみてください。
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リースナブルの概要
他カーリースはカスタムNGで原状回復を求められる場合が多いのでキャンプ仕様や見た目を変えたい方にお勧めです
また、月額も業界最安値の金額にはなっているのでとにかく費用を抑えたい方も検討の余地があります。
リースナブルの概要をかんたんな表にまとめました。
車種 | トヨタ・ホンダ・日産・ マツダ・ダイハツ・スズキ |
契約期間 | 3・5・9年 |
契約方法 | WEB/書面 |
契約 プラン | 最安コース(ボーナス払いあり) 定額コース(ボーナス払いなし) |
走行距離 制限 | 750km/月 ※9年プランの場合は無制限 |
頭金 | 初期費用・なし |
払い | ボーナス希望に合わせて設定 |
支払い 方法 | 口座振替 |
保険 | 自賠責保険のみ ※リース専用保険の案内あり |
点検 | 定期オプション追加によってあり |
メンテ | 消耗品・シンプルプラン:オイル交換や法定12か月点検付 コミコミプラン:シンプルプラン+6か月点検やバッテリー・ACフィルターなど ※タイヤ交換は含まれません |
場所 | メンテ指定の整備工場 |
サービス | ロードなし (積立金サービスを利用することによってあり) |
満了時 の対応 | 契約返却(残価清算が必要)/ 残価設定金額で買取/もらう(9年プランのみ) |
下回った 場合の支払い | 残価を不足分を支払い |
解約 | 中途可能(所定の解約金をお支払い) |
その他 | ・カスタムOK(ただし査定でマイナスとなり解約時清算金発生あり) ・たまーるプラス制度を活用すると毎月3のボーナス付、 ロードサービス利用や修理への充当など可能に |
取り扱い車種
リースナブルは国産6メーカー(トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・ダイハツ・スズキ)中心に取り扱い。ミニバンから軽自動車、商用車まで幅広く取り扱いしています。
在庫状況によっても車種は変わってくるのでHPを確認してみてください。
カテゴリ | 車種 |
---|---|
ミニバン | シエンタ/セレナ/ステップワゴン/オデッセイ/フリード |
SUV・セダン | ハリアー/CX-5/CX-30/CX-60/ヴェゼル/ZR-V/WR-V RAV4/エクストレイル/キックス/ライズ/ロッキー ヤリスクロス/プリウス/カローラクロス/カローラスポーツ |
コンパクトカー | アクア/ルーミー/フィット/ヤリス/オーラ/ノート/MAZDA2 |
軽自動車 | N-BOX/ムーブキャンパス/ルークス/タント タントファンクロス/タフト/アルト/スペーシア スペーシアカスタム/ハスラー/ワゴンRスマイル |
商用車 | キャラバン/プロボックス/タウンエース ハイゼットカーゴ/N-VAN/カローラフィールダー NV100クリッパー/エブリイバン |
メンテナンスプラン
リースナブルではメンテナンスプランを付けるかどうかを選択できます。普段から使っている整備工場などを使っている方は不要かもしれません。
車初心者の方は何にどれくらい費用がかかるか分からないと思うのでメンテナンスプランに入っておくのが安心でしょう。
シンプルプラン | コミコミプラン | |
---|---|---|
月額 (税込) | 基本2,200円 ※ハイエース:3,300円 ※9年プラン:2,750円 | 3,300円 ※ハイエース:4,400円 ※9年プラン:4,400円 |
6か月点検 | × | 〇 |
12か月点検 | 〇 | 〇 |
オイル交換 | 〇 ※12か月ごと | 〇 ※6か月ごと |
オイルエレメント ワイパーゴム | 〇 | 〇 |
バッテリー/エアコンフィルター タイヤローテーション | × | 〇 ※車検時 |
たまーるプラスとは
たまーるプラスとは毎月3,000円積み立てることで毎月3%のボーナスがもらえ、修理やリース終了時の買取などに利用できるサービスです。こちらを積み立てることでもしものときに活用できたり買取時の費用として活用できます。
また、こちらに積み立てることでロードサービスも付帯されるので事故が起きたときや急なトラブルでも安心ですね。
リースナブルのメリット
中途解約時の違約金が発生しない(車の状態によっては支払いあり)
通常、カーリースでは解約不可であったりできたとしても違約金が発生しますがリースナブルは契約期間中の違約金が発生しません。車を丁寧に乗っていて傷つけたりしなければいつでも他の車に乗り換えたり買取してもらえたりします。
ライフスタイルに合わせて車の乗り換えがスムーズにできるのはうれしいですね
気に入ったらいつでも買取可能
カーリースによっては買取ができないものも多数存在します。しかし、リースナブルならいつでも買取可能です。
現金に余裕ができて一括支払いで自分のものにしたいときや車の距離制限を気にせずに乗りたいときは買取に切り替えましょう
車のカスタムOK
カーリースで車を利用する場合、車はリース会社のものなのでメーカー純正オプション以外のカスタムを自由に行えません。かんたんに取り外せるものはよいですが穴をあけたりするのはNGです。
しかし、リースナブルは車のカスタムも自由に可能なので見た目はもちろん、キャンパー仕様のカスタムなどあなたの趣味嗜好に合わせたカスタムが可能です。
カスタムOKではありますが法に触れるものはNGです。またリース終了時の下取りの際にマイナス査定になる可能性があるので注意してください
9年契約なら最終的に車がもらえる&距離制限なし
リースナブルは車によって契約可能年数が異なり3・5・9年から選べるのですが9年プランなら契約満了時に車をもらうことができます。また、9年プランだと走行距離制限がないのもうれしいですね。
車種・タイミングによっては特別値引きがある
購入するタイミングや時期によっても異なりますがリースナブルは通常価格から値引きされることがあり安価に車に乗れます。
例えばシエンタなら2024年10月時点だと5年契約の総額19.8万円を割引していました。タイミング・時期によって異なるので割引車種を確認してみてください
審査が比較的緩い
リースナブルの審査申込条件は18歳以上で安定収入のある方が対象です。学生の方は審査対象外になってしまうため、学生でも審査通過実績のあるニコノリやKINTOなどが候補になるでしょう。
しかし、リースナブルは比較的月額が安価なためあまり高い年収を求められず安定収入がありブラックリストしていないなどの条件を満たせば比較的審査通過しているようです。
リースナブルのデメリット・注意点
メンテプランは別料金でつけたとしてもタイヤなどは対象外
リースナブルのメンテナンスプランは必要最低限の項目のみでタイヤ交換やウォッシャー液、エアクリーナーなどは対象外です。メンテナンスプランを付けたとしても対象外になる項目が意外とあるので注意が必要です。
最低限の頻度の高いものは含まれているのでそこまで気にすることはないかもしれませんが他にも消耗品費用がかかる場合があることは覚えておきましょう
メンテナンスが充実しているカーリースであればKINTOがおすすめです。下記記事で詳しくまとめているので興味があれば併せて読んでみてください。
対象車種が少ない
他カーリースと比較すると取り扱いメーカーが少なく、各メーカーの車種も若干少なめです。例えば下記のようなカーリースは別メーカーも取り扱いしています。
リースナブル | トヨタ・ホンダ・日産・マツダ・ダイハツ・スズキ |
SOMPOで 乗ーる | トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル・三菱・ダイハツ ・スズキ・レクサス・ミツオカ 輸入車(プジョー・ルノー・シトロエン・ジープ・シボレー・ ベンツ・フォルクスワーゲン・BMW・アウディ・スマート・ アルファロメオ・フィアット・アバルト・ ランドローバー・ジャガー・ボルボ・テスラ・ヒョンデ) |
ニコノリ | トヨタ・スズキ・ダイハツ・ホンダ・日産・マツダ・三菱・スバル |
三菱やスバル、レクサス、輸入車などが良い方は他カーリースを検討してみてください
対象車種がもっとも多く取り扱いラインナップが豊富なのはSOMPOで乗ーるで月額も安価でおすすめです。詳しくは下記記事で紹介しているので併せて読んでみてください。
自動車保険は別契約
KINTO以外のカーリースは自動車保険は基本的に月額に含まれていません。自動車保険は任意保険ともいわれるので、任意ですが基本的には加入しておいた方が良いです。
自賠責保険という加入必須の保険はありますが対人だけになっていて車両などには付帯されていないのでもしもの事故の時に高額な費用を請求されて対応できない場合などもあります。
リースナブルでは別途、リース専用の保険を案内してくれるのでそちらを利用するか、今使っている自動車保険を活用するなど検討してみてください。
- そもそも自動車・任意保険とは?
-
自動車での事故を相手方、ご自身双方の対人・対物まで網羅した保険のことです。
強制的に加入必須の自賠責保険では相手方の対人への補償しかされないため、基本的には任意保険に加入される方が多いです。保険の等級(契約者の事故リスクによって決定)や補償内容によって金額が上下します。
たまーるプラスで月1万円程払わないとロードサービスが付帯されていない
冒頭でたまーるプラスという仕組みを紹介しましたが、そちらを契約しないとロードサービスの付帯がありません。KINTOやホンダ楽まるなど付帯されているサービスもあるので付帯されていないものには注意したいですね。
車によって契約できる年数が異なる
リースナブルで契約できる年数は3・5・9年となっていますが、中には9年契約できない車種もあります。例えば、トヨタ・シエンタは3・5年契約のみですがトヨタ・アクアは9年プランがあります。
9年プランしか契約満了後に車をもらえないので9年プランを申込したい方もいるかもしれませんが限られた車種にしかないことに注意しましょう
3・5・9年の年数以外で契約したい方は1~9年の間で契約できるSOMPOで乗ーるがおすすめです。
走行距離制限が月750kmと短い
リースナブルの走行距離制限は750kmとかなり短めの設定になっています。毎日通勤などで使っている方は750kmくらいだとすぐに超えてしまいます。
9年契約であれば距離制限を気にせずに乗れるので9年契約できる車種で検討してみてください。また、走行距離制限を変更できたりもう少し長めの設定のカーリースもあるのでそちらで検討するのもよいかもしれません。
いくつか走行距離制限の例を挙げておきますので参考にしてみてください。
サービス名 | 走行距離制限(月) |
---|---|
KINTO | 1,500km |
SOMPOで乗ーる | 500~3,000km |
カルモくん | 6年以下の契約の場合1,500km ※7年以上契約の場合制限なし |
リースナブル | 750km ※9年プランの場合制限なし |
下記記事内には各カーリース会社の走行距離もまとまっているのでよければこちらも読んでみてください。
残価清算の可能性がある
リースナブルは3・5年契約の場合残価清算の可能性があります。多くのカーリースは契約満了後に売却できるであろう予想価格を支払い金額から差し引いて月額を設定しています。
その分、価格を抑えて車に乗ることができる一方で返却時に査定価格を下回っていた場合に価値が下がった分を補填しないといけません。
- そもそも残価清算とは?
-
リース車両契約時に設定した、リース車両返却時の予想の査定金額を下回った場合に利用者が差額を負担することを指します。例えば、300万円の車で5年後の買取価格が100万円になるだろう想定をもとにリース支払金額が安く設定されています。車の内外の傷や中古車市場価格などで変動します
残価清算が不安な方は9年プランだともらえる形なので清算はありません。また、KINTOなどの他カーリースだと残価清算がない場合もあるので他カーリースも検討してみてください
別記事でリースナブルも含めて情報をまとめていて残価清算のありなしについても書いているので参考にしてみてください。
リースナブルの評判・口コミ
リースナブルに関する口コミをあまり多く見つけることができませんでした。一部見つけた口コミを引用します。
5年間のメーカー保証がついているから安心して乗れます
1か月程ですぐに車が届きました
いつでも解約ができて乗り換えがスムーズにできたのでよかったです
車が気に入ったらいつでも買取できるところが気に入りました
リースナブルと他社カーリース会社の金額比較
リースナブルは業界最安値を謳っていますが本当に最安値なのでしょうか。いくつかのカーリースを比較してみました。
結論、トヨタ車であればKINTOが安価ですが他メーカーだとリースナブルが安価な場合が多いです
トヨタ・ヤリスの場合
月額 | メンテ・ 消耗品月額 | 自動車 保険 | カスタム | |
---|---|---|---|---|
リースナブル | 26,400円 | 2,200~3,300円 | × | |
SOMPOで 乗ーる | 24,950円 | 4,510~9,020円 | × | 純正品のみ可 |
KINTO | 36,190円 | 0円 | 〇 | 純正品のみ可 |
カルモ くん | 31,030円 | 4,360~5,280円 | × | 純正品のみ可 |
ENEOS | 32,340円 | 2,200~7,260円 | × | 純正品のみ可 |
ニコノリ | 28,722円 ※走行距離年間 5,000km程度の場合 | 2,200円~ ※詳細な見積もりが オンラインで取得不可 | × | 純正品のみ可 |
ホンダ・フリードの場合
月額 | メンテ・ 消耗品 | カスタム | |
---|---|---|---|
リースナブル | 39,380円 | 2,200~3,300円 | |
SOMPOで 乗ーる | 42,440円 | 4,510~ 9,020円 | 純正品のみ |
ENEOS カーリース | 54,780円 | 2,200~ 7,590円 | 純正品のみ |
カルモくん | 54,790円 | 4,360~ 5,280円 | 純正品のみ |
オリックス カーリース | 60,500円 | 0円 ※車検・オイル交換のみ 無料、それ以外は自己負担 | 純正品のみ |
リースナブルのよくある質問
- リース期間中に改造できますか?
-
はい、可能です。ただ、改造の内容によってはリース終了時の下取りの際、マイナスの査定となる場合がございますので予めご了承下さい。お客様が買取される場合はもちろん問題ございません。
- リース期間中の取り扱い制限や注意点はありますか?
-
転売することができません。また、転居などでナンバー変更が必要な場合は、リース会社窓口にご連絡頂く必要がございます。
- リース期間中に買取・解約する事は可能ですか?
-
はい、可能です。リースご解約の手続きは、リース会社窓口に直接ご連絡をいただくことになります。
- たま~るプラスの注意点はありますか?
-
もしもの時の修理費用や買取などに使える一方で金額が余ったときにリースナブルの契約以外では使えず返金がないことが注意点になります。もちろん、リースナブルの契約を延長する場合などは引き続き利用できます。
リースナブルのデメリットを解決できる他社カーリースは?
リースナブルの契約でネックとなりそうなことのメインは下記3つです。月額金額をとにかく抑えたい人にリースナブルは向いています。
特に下記ポイントが3つ合わない方は他カーリースを検討しましょう。
①契約したい対象車種がない
②月間走行距離制限が750kmを超えてしまう
③メンテナンスプランの充実度が他カーリース比較で劣る
カーリース会社を複数比較したい方は下記記事を読んでみてください。
自動車保険付き/充実のメンテナンスなら「KINTO」
KINTOは充実の自動車保険とメンテナンスが月額にコミコミ。特に自動車保険はかなり充実した内容になっていて家族や友人まで対象で事故時の免責も最大5万円までとなっています。
メンテナンスもタイヤやウォッシャー液など幅広い項目が対象となっているので車のメンテナンスにかかる諸費用を気にせず乗れます。
トヨタ・レクサス・スバルの新車が幅広く掲載されているのでこの3メーカーに乗りたい方はKINTOがおすすめです
KINTOについて詳しく知りたい方は下記記事でまとめているので興味があれば併せて読んでみてください。
欲しい車が見つからない&充実のメンテナンスなら「SOMPOで乗ーる」
SOMPOで乗~るはリースナブルに次いで月額が安価に設定されています。またメンテナンスプランもリースナブル以上に充実しているので余計な費用を心配する必要がありません。
また、走行距離制限も500/1,000/1,500/2,000/3,000mの中から選べるのであなたの利用状況に合わせた設定ができます。
国産だけでなく輸入車なども幅広く扱っているので
・リースナブルで気に入った車種が見つからなかった方
・充実したメンテプランを付けたい方
・走行距離を柔軟に設定したい方
におすすめです!
別記事でSOMPOで乗ーるについてまとめているのでよければこちらも併せて読んでみてください。
【まとめ】リースナブルはカスタムしたい&とにかく月額を抑えたい方におすすめです
ここまで
また、カスタムOKなカーリースは少ないので車をカスタムして自分好みの車にしたい方にもおすすめです。
買い取りや解約の自由度も高いので車をいつまで使うのか分からない方にもおすすめ。走行距離制限が短い分月額も安価な設定になっています
リースナブルの審査は18歳以上でかつ安定的な収入のある方が対象となり、パート・アルバイトの方でも申込可能です。月額が業界最安値なこともあるので審査が不安な方は安価な車だと比較的審査に通りやすいです。
審査申込は無料でその後契約するかどうかを選べるのでまずは気軽に審査申込してみてください。
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