タイムズのカーシェア「タイムズカー」にデメリットはあるのでしょうか。また、そのデメリットを克服できるような他サービスはあるのでしょうか。
タイムズカーのデメリットや他の代替となりえるサービスについて、車業界で働く私が解説しました。
本記事では下記のようなことが分かります。
・タイムズカーのデメリット/注意点とメリット
・タイムズカーの利用金額
・タイムズカーのデメリットを補える代替サービス
タイムズのカーシェア「タイムズカー」のデメリット・注意点
毎月利用有無にかかわらず月額利用料が発生する
タイムズカーでは利用有無にかかわらず月額880円の月額利用料が発生します。利用すればこの880円分は当月に限って実際に利用した際の費用に充当できますが、利用しない月がある場合は月額880円支払うだけになってしまいます。
毎月確実に利用するという方でないと損してしまいます
利用中に時間が気になり寄り道などが難しい
タイムズカーの利用は予約時間で決められているためスケジュールをきっちり決めて利用しないといけません。延長できますが延長は通常の利用時間よりも高くなります。
利用している中で少しプランを変えたかったり寄り道したりが難しいです。また、予想外の渋滞等を想定して少し早めの行動が求められます。
使いたいときにすぐ使えない
カーシェアは使いたいときにすぐ使えません。予約して空いてるかどうかを確認して利用する流れになります。
車の利用頻度が多くなると自宅に車がない不便さを感じる場面もあります。
自宅近くにないと不便
自宅からすぐにないと行き帰りが不便です。普段利用している駅周辺など近場にあるのかを事前に確認しておきましょう。
タイムズのカーシェア「タイムズカー」のメリット
車の利用頻度が月数回だけの人に最適
車の利用頻度が月に2~5回程度だと車を保有すると割高になってしまう可能性があります。
利用頻度が少なくカーシェアまで行ったり予約したりが面倒でない方はカーシェアがおすすめです。
ガソリンや車検、車の維持費を気にしなくてよい
車を持つには車の購入費だけではありません。車検やメンテナンス、任意保険、税金、ガソリンなど様々な費用がかかります。
カーシェアでの利用であればこれらの継続的に発生する費用がなく利用したときだけの支払いになるので利用頻度の少ない人におすすめです
万が一の事故などの保険対応が手厚く安心
タイムズカーは利用ごとに550円追加で支払いを行うことで安心補償サービスに加入できます。事故を起こしてしまったときやパンクしたときの費用を負担してもらえたり一部金額の支払いでよくなったりします。
正直、バッテリー上がりは車の管理の問題が大きいので免除だと言われても納得いかない面もありますが、充実した補償なのは間違いありません
タイムズのカーシェア「タイムズカー」の金額目安
タイムズカーの1回あたりの利用料はどれくらいになるでしょうか。車の大きさによって金額が変わってきます。
下記のような条件で1回の利用時間あたりどれくらいの費用がかかるのかを見てみました。
利用時間 | 金額(1回あたり) |
---|---|
6時間 | 4,840円 |
9時間(100km走行) | 8,050円 |
12時間(150km走行) | 9,050円 |
1日(300km走行) | 13,150円 |
ミドルクラス(シエンタ/フリードなど6~7人乗)だと上記の金額にプラス2,000円程度、ミニバンだとさらに4,000円程度の追加になってきます。
どれくらいの利用頻度かによっては購入するべきかどうかのラインになってくるので慎重に比較したいですね
「タイムズカー」以外で手軽に車を持つ選択肢は?
月額利用料のかからないカーシェア「EARTHCAR」を活用する
タイムズカーは月額利用料がかかり、乗らない月があるときは880円支払うだけになってしまいます。毎月乗るわけではないという方は月額料金・入会金がかからないカーシェア「EARTHCAR」がおすすめ。
車にもよりますが6時間の利用で免責保障制度を付けても3,000円以下で乗れるのでタイムズカーよりも1回あたりの利用料金が2,000円程安い場合もあります。
例えば、ダイハツ・タントを6時間利用した場合2,100円で利用ができます。距離によって費用が発生しますが、最初の10kmは追加費用が発生しません。
次の10km毎に120円発生するため50km運転したとして40km分の480円なのでダイハツ・タントの6時間利用/50km走行の場合は合計3,000円以内に収まります。
走行距離制限が短く金額の安価なカーリースを利用する
個人差ありますがカーシェアを月に5回前後利用するとだんだん自分で車を持つ方が便利だと考える人も多くなります。走行距離が短いのに車を持つのは少しもったいない気もしますよね。
しかし、SOMPOで乗ーるというカーリースなら走行距離に合わせた金額設定ができるので安価に自宅に車を置いて利用できるようになります。下記条件でどの程度の金額になるのかを見てみました。
車種 | 月額利用料 |
---|---|
スズキ・ハスラー | 27,260円 |
トヨタ・ピクシスエポック | 26,820円 |
ホンダ・フィット | 36,390円 |
ホンダ・フリード | 40,130円 |
軽自動車であれば月額3万円以内で車検や自動車税などの諸費用コミコミで乗れます!契約を5年以上にすればさらに安価に乗れます
SOMPOで乗ーるの詳細は下記記事でまとめているので興味があれば下記記事も併せて読んでみてください。
【まとめ】タイムズカーにするかどうかは利用頻度や使い方に合わせて考えよう
タイムズカーシェアのデメリットやメリット、他の代替サービスについて見てきました。個人的には月2~4回程度の利用が確実にありでそれ以外には使わないという方はタイムズカーシェアがおすすめです。
しかし、毎月不定期で利用頻度も少ない方は月額利用料や入会金がかからない「EARTHCAR」がおすすめです。また、月5回程度の利用がありふとしたときにあると便利だと考えている人はSOMPOで乗ーるを活用すると月額3万円以内で車を利用できます。
下記表にかんたんにどのサービスがおすすめなのかをまとめました。
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