ホンダ・バリュー保証プラン(バリ保)のデメリットは?【代替手段も解説】

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ホンダバリ保プランのデメリット・メリット

ホンダのバリュー保証プラン(バリ保)とはどのようなサービスでデメリットやメリットはあるのでしょうか。

元車業界で働いていた筆者がホンダバリュー保証プランのデメリットや代替となる手段について解説しました。

本記事では下記のようなことが分かります。

本記事でわかること

・ホンダのバリ保プランの概要
・ホンダのバリ保プランのデメリット/メリット
・ホンダバリ保プランの代替手段となる車の利用方法

目次

ホンダ・バリュー保証プラン(バリ保)とは?

ホンダバリュー保証プラン(公式サイトより引用)
ホンダバリュー保証プラン(公式サイトより引用)

ホンダのバリュー保証プラン(通称:バリ保)とは、

あらかじめ契約満了時の買取保証額を設定し、購入時と契約満了時の2回に分けてお支払いいただくプラン

のことを指します。他メーカーで言う残価設定のプランとほぼ同様ですね。

対象商品や契約期間については下記表にかんたんにまとめました。

対象
商品
Honda 四輪新車
※一部車両・タイプは対象外
支払
回数
2回
【初回】購入時に「車両支払い総額から買取保証額を除いた金額+手数料」を支払い
【2回目】契約満了時に「買取保証額」を3つのプランから選択しお支払い
契約
期間
3年・5年から選択
走行
距離
月1,000km or 1,500kmから選択
※これ以上乗る場合は車両返却時に1kmあたり5~10円の負担金が発生
審査定職についている方が申込可能
※定職についていない方についても、専業主婦・学生・年金受給者であれば申込可

契約満了後には下記3つの選択肢からお好きな方法で対応可能で返却、または新車に乗り換える場合は最初の支払い以外に支出が発生しません。

<契約満了時の対応方法>
①新車に乗り換える(2回目の支払い0円)
②そのまま乗り続ける(買取保証額を支払い)
③車を返却して終了(2回目の支払い0円)
※ 車両状態や走行距離が事前に定めた規定外である場合には、その差額分を別途ご負担いただきます。 
※ 一括または分割でのお支払いが出来ます。

ホンダ・バリュー保証プランの概要(公式サイトより引用)
ホンダ・バリュー保証プランの概要(公式サイトより引用)

ホンダ・バリ保プランの特徴

ホンダ・バリ保プランの特徴は下記3つです。

①お支払いは「購入時」と「契約満了時」の2回でOK
②2回目の支払い方法が選べる(場合によっては0円でOK)
③買取保証だけでなく免責30万円分があるので多少の傷があっても想定外の追加負担なし

ホンダを乗り続けるか返却で支払いを最初の1回だけでできるのは楽ですね!免責が30万円は大きいので通常の運転の範囲なら超えなさそうです

ホンダ・バリ保プランの支払い例(N BOXの場合)

バリ保プランの支払い例を見てみました。N BOXで3年契約・月1,000kmの走行距離の場合で約89万円の支払いとなり、車両価格の半分程度で乗れる計算になります。

店舗で契約する場合はナビ等のメーカーオプションを付けて割引してくれる可能性もあるのでうまく交渉して安価に利用したいですね。

ホンダ・バリュー保証プランの支払い例(NBOX・公式サイトより引用)
ホンダ・バリュー保証プランの支払い例(NBOX・公式サイトより引用)

ホンダ・バリュー保証プラン(バリ保)のデメリット

大きな初期費用が発生する
金利が高く現金一括より損する可能性も
・売却価格があらかじめ決められており高値で売れた場合損

大きな初期費用が発生する

ホンダ・バリ保プランは将来の車の残存価値である残価設定価格を差し引いた金額を支払います。ホンダ・NBOXの軽自動車でも約90万円程を一括で支払う必要があります。

手元にまとまったお金がない場合は使いづらい選択肢になります。少しは貯金を残しておきたいので貯蓄に余裕がないときびしいですね。

金利が高く現金一括より損する可能性も

バリ保プランを利用をする場合金利の支払いがあります。NBOXの場合の見積もりを見ると13万円程度なので高いとみるか安いとみるかですが現金一括購入だと金利の支払いは発生しません。

少しでも無駄な費用を支払いたくない方は金利がネックになるかもしれません。

売却価格があらかじめ決められており高値で売れた場合損

N-BOXの場合、約80万円程の価格が差し引かれて支払いがされています。3年または5年後にさらに高い価格で売却で出来る場合損になります。

現金一括払いの場合はあなた自身で売却先を選んでできるだけ高く売るアクションが取れますが、バリ保プランを選択すると返却するか残りの金額を支払って買い取るかになります。

将来の売値は予想が難しく、事故を起こしてしまった場合は売値も下がってしまうのでどうするかはしっかりと考えたいですね

ホンダ・バリュー保証プラン(バリ保)のメリット

・現金一括よりもまとまったお金を支払わなくてよい
最低保証の残価設定があり免責30万円分あるためリスクが少ない
短期間で新車に乗り換えやすい

現金一括よりもまとまったお金を支払わなくてよい

現金一括で支払う場合、N BOXだと170万円程の支払いになります。それに対してバリ保プランであれば90万円程の支払いで新車に乗ることができます。

軽自動車以外のSUV車等だとさらに支払い金額は大きくなっていくので現金一括購入程お金が必要ないのはメリットになります。

最低保証の残価設定があり免責30万円分あるためリスクが少ない

ホンダ・バリ保プランの場合はあらかじめ残価が差し引かれた状態になっていますが、少しぶつけてしまったり傷がついたりすると価値が低くなり、場合によっては追加の清算が必要になります。

しかり、バリ保プランでは30万円分の価値の損傷・傷であれば免責となるので追加の支払いが必要になりません。追加清算のリスクが少ないのはありがたいですね。

短期間で次から次へと車を乗り換えやすい

バリ保プランは3・5年スパンでの契約プランで車を返却する場合は2回目の支払いがかかりません。そのため、乗り換えがしやすく定期的に最新の車に乗り換えることができます。

今は新しいデザイン・機能の車がどんどん出てくるので新しい車に乗り換えたい人に向いていますね!

ホンダ・バリュー保証プラン(バリ保)の代替手段は?

比較検討

ホンダ・バリ保プランの概要やメリット・デメリットを見てきました。あまりホンダ・バリ保プランに魅力を感じない方は他の代替手段を考えましょう。

ホンダ・楽まるプランを申し込む

ホンダにはホンダ・楽まるプランというサブスク型の契約があります。こちらのメリットは月額定額の支払いで自動車税や自賠責保険の支払いがコミコミなこと。

バリ保プランのように大きなまとまったお金が必要なくホンダの新車に月額定額で乗ることができます。ホンダ・楽まるプランについての詳細が知りたい方は下記記事を確認してみてください。

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他カーリースでホンダ車を申し込む

ホンダ・楽まるプラン以外にも月額定額で新車に乗れるサービスはあります。ホンダ・楽まるはメンテや走行距離制限、契約年数の柔軟性がないため、他のカーリースに魅力を感じる方もいるかもしれません。

下記にいくつかのカーリースのサービス概要と詳しく説明した記事をまとめているので良ければ参考にしてみてください。

サービス名サービス概要・記事URL
SOMPOで
乗ーる
国産・外国産車ともに国内トップクラスの品ぞろえ&走行距離制限やメンテ有無、
契約年数の柔軟性が高いカーリース
https://carlease-infomation.com/carlease/sompo-de-noru/
ピタクル海外赴任や転勤、結婚などの大きなライフスタイル変化時に解約金不要のカーリース
https://carlease-infomation.com/carlease/pitacle/
カルモくん7年以上契約&オプション追加で契約満了後に車をもらえるカーリース
https://carlease-infomation.com/carlease/carmo-kun-expensive/

中古車で安価に乗れないかを確認する

中古車であればもう少し安価に車を手に入れられるかもしれません。

例えば、N BOXの場合中古車販売のガリバーで検索すると少し年代は古くなりますが40万円台から見つけられます。SUV車も50万円台から探せるため新車よりも手ごろに車を手に入れることができます。

ガリバーはWEBで条件を入力すると対象の車を紹介してくれ中古車提案サービス

があるのでよければ使ってみてください。下記記事で詳しく紹介しています。

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【まとめ】ホンダ・バリ保プランのデメリットを考慮したうえで契約を考えよう

ホンダ・バリ保プランの概要やメリット・デメリット、代替手段について解説しました。改めて、バリ保プランのデメリット・メリットは下記になります。

大きな初期費用が発生する
金利が高く現金一括より損する可能性も
・売却価格があらかじめ決められており高値で売れた場合損

・現金一括よりもまとまったお金を支払わなくてよい
最低保証の残価設定があり免責30万円分あるためリスクが少ない
短期間で新車に乗り換えやすい

バリ保プランは1回の支払いで乗り換え前提とすれば、数年で新車に乗り換えられます。一方で初期費用で高額な支払いが発生します。

初期費用の支払いが難しそうであればカーリースだと月額定額の支払いになるので選択肢に入れてもよいかもしれません。また、中古車で安価に手に入れる方法もあるため、あなた自身にあった方法を検討してみてください。

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この記事を書いた人

カーリース業界で勤務経験があり10社以上のカーリース業界を比較し販売を行ってきた運営者がカーリース各社の情報をまとめ、メリット・デメリットや最新情報を共有します。

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